ヤクルト・山崎が5月度サヨナラ賞「まさか僕が」初受賞に喜び
ヤクルトの山崎晃大朗外野手(28)が17日、5月度のスカパー!サヨナラ賞を受賞した。
同賞は月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打、サヨナラ本塁打を放った選手を表彰する賞で、5月25日の日本ハム戦(神宮)で、2点を追う九回無死二、三塁から逆転サヨナラ本塁打を放ったシーンが評価された。
山崎が同賞を受けるのは自身初めてのことで、「まさか僕が受賞するとは思っていなかったので、野球人生の中で一度でもいいから取ってみたい賞でもあったので今回選んでいただいたことは光栄」と喜びを語った。
また5月24日には同僚・村上がサヨナラ本塁打を放っていたこともあり、「選ばれるとは全く思っていなかった」という。それでも「後ろに山田さん、村上と、チームを代表する選手が2人そろっているので、何とか右方向に打球を出せば、もう一度1死三塁の状況が作れる」と目指したつなぎの役割が、最高の結果となった一打を振り返った。
現在は2位・巨人に7ゲーム差をつけ、首位の独走態勢に入った。17日から再開されるレギュラーシーズンは、神宮で広島を迎え撃つ。山崎は「首位とか順位とかはあまり意識せずに、目の前の一戦一戦を戦い抜くことで、これから成績もついてくると思う。勝ちを積み重ねていけば良い方向に進むと思うので、ファンの方にも後押ししてもらって、優勝に向けて一歩一歩戦っていければいい」と意気込んだ。