楽天・西川は脳しんとうの症状 八回の守備でフェンスに激突
「ソフトバンク3-1楽天」(18日、ペイペイドーム)
楽天は痛いサヨナラ負けの中で、さらに心配なシーンがあった。西川遥輝外野手(30)が守備時にフェンスに激突し途中交代。試合後、石井一久監督(48)は「脳しんとうの症状があった」と交代の理由を明かした。
ひやっとする場面は八回、左翼の西川は、2死から今宮の放った左中間への大飛球を好捕。ただ勢いあまってフェンスに衝突。その場に倒れこみしばらく立ち上がることができなかった。
トレーナーなどチームスタッフが担架を持ち、慌ててかけつけた。場内は一時騒然となったが、その後自力で立ち上がり歩いてベンチまで引き上げていた。
西川は直後の九回の攻撃で代打を送られ交代。指揮官は現状「様子を見ている」と説明した。