巨人・原監督 ヤクルト追走へ「ずうずうしく」9ゲーム差苦境、選手に奮起促す

 巨人・原辰徳監督(63)が20日、巻き返しに向けて「ずうずうしい野球をするってことは重要なこと」と選手に奮起を促した。

 チームはリーグ戦再開最初の中日3連戦で負け越した。「辛抱、辛抱。でも辛抱が多いな」という状況。2位をキープしているが、独走する首位・ヤクルトとは9ゲーム差をつけられ、急接近してきた3位・阪神とは4・5ゲーム差。苦境の時こそ、がむしゃらに気迫を込めてプレーしてほしいというわけだ。

 「今はそういうのが大事よ。スタメン、あるいは試合に出てるっていう状況なら、ずうずうしくやらにゃ。プロなんだから」と力説する。「練習はやっぱり謙虚にやりながらね」と準備の心得も説いた上で、試合では勝利への執念を見せる選手の出現を熱望した。

 21日からの本拠地でのDeNA3連戦後、24日から敵地でツバメ軍団と3連戦を行う。「少し立て直すというかね、そういうのは必要でしょうね」。チームで束になって苦境を乗り越える。

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