「巨人１－３ＤｅＮＡ」（２１日、東京ドーム）

　ＤｅＮＡが接戦を制し、連勝で借金を６に減らした。神里が１９日の阪神戦（甲子園）に続く、２試合連続の決勝打。ソトは４月２６日・巨人戦（横浜）以来、約２カ月ぶりの５号ソロを放った。先発の大貫が５回１／３を１失点と粘りの投球を見せ、その後は４投手の継投で逃げ切った。

　試合を決めたのはまたしても神里だ。１－１と同点の八回２死満塁、ビエイラの１６０キロの直球を左前にはじき返した。勝ち越しの２点適時打に、一塁ベースを回った神里は何度も右手を突き上げた。

　神里は「ピッチャーが頑張っていたのと、クワ（桑原）が粘ってつないでくれたので、何としても自分のバットでランナーを返すんだと強い気持ちで打席へ入りました。追い込まれていましたが、しっかり仕留めることができよかったです」とコメントした。

　先発の大貫は、毎回安打を許すも５回１／３を１失点と粘りの投球を見せた。降板となった六回１死一、二塁からは、４連投の田中健が見事に切り抜けた。その後はエスコバー－伊勢－山崎が無失点リレーを見せた。