DeNA・神里 2戦連続V撃 2死満塁で160キロ撃ち 強い気持ちで勝ち越し打

 「巨人1-3DeNA」(21日、東京ドーム)

 普段はクールな男が、殊勲の一打に一塁ベースを回ると何度もベンチに向かい右手を突き上げた。DeNA・神里和毅外野手が19日・阪神戦(甲子園)に続く決勝打に「気持ちよかったです」と爽やかな笑顔を見せた。

 1-1の八回2死満塁。「何としても自分のバットでランナーを返すんだ、と強い気持ちで打席へ入った」とビエイラの160キロの直球を左前にはじき返し、勝ち越しの2点適時打となった。自身の記憶では、2年前にも当時阪神の守護神だったスアレスの160キロ近くの直球を安打したことを思い返した。

 決してずっと好調ではなかった。打率1割台が続いたものの、心の中は割り切れていた。「打てなくてもしょうがない」。石井野手総合コーチや田代巡回打撃コーチからは「自分を信じるように」と金言を授かっていた。

 激化する外野手争い。結果を残しても、スタメンは確約されない。だが「ワンチャンスをしっかりモノにできるように」と神里。上位進出へ、この男の力は絶対に必要だ。

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