敷田審判の卍ポーズに著作権? ベテラン審判員が独自アクションを解説「いいプレーに一筆そえる」
プロ野球OBクラブチャンネルが22日、更新され、プロ野球で長きにわたって審判員を務めた山崎夏生氏(66)が出演。NPB敷田審判員の「卍ポーズ」など審判員が見せる独自のアクションについて解説した。
独創性あふれる審判員のアクションについて、審判指導員も努めた山崎氏は「プロ野球だから。プレーが映えないと。良いプレーに最後の一筆を入れる。それがアクション」と解説。その上で日の目を見るまでの内部ルールを明かした。
新人審判員については「最初は基本ありきで。最低5年間はアクションはやらせない」と説明。「10年くらいたってから、オリジナリティーを出していいとなる。実力がついてきてから」とした上で「キャンプの時に審判部長も含めて品評会をやるんです。指導員や周りの審判員に見せて。良かったらやってみようかともなるし」。一方で没になったアクションも多々あったという。
「(他の審判員も)既存のアクションは使えるのか?」という司会者の問いには「みんなそれぞれオリジナリティがあってね。著作権がある(笑)。マネしたいんだったら、ちゃんとお伺いをたてろとなる」と回答した。