巨人・原監督が惨事謝罪 13年ぶり16失点 菅野が5回7失点大炎上 25日自力V消滅も
「ヤクルト16-6巨人」(24日、神宮球場)
目を覆いたくなるような直接対決での大敗だった。投手陣が13年ぶり16失点という惨状。巨人・原監督は「こういうゲームをやっているとファンの方に申し訳ない」と謝罪した。
重要な試合を託した菅野が背信投球だ。初回に中村に3ランを浴びるなど早々と4失点。三回にも中村の2打席連発となる2ランなどで3失点を喫した。指揮官は「うちのエースですからね。内容が良くないよね。打たれ方、点の取られ方の内容がね」と厳しい口調で苦言を呈した。
5回を9安打、今季ワーストの7失点でKOされた菅野は「大事な試合でしたが、初回に4点を取られて相手に流れを渡してしまいました」と猛省。流れを引き戻すこともできず、中継ぎ陣が火に油を注ぐ今季を象徴するような“炎上”で相手に屈した。
これで首位を独走するヤクルトとのゲーム差は11。25日も敗れると75試合目にして自力優勝の可能性が消滅する。頂点を目指す巨人がシーズン中盤で早くも正念場を迎えた。