新庄ビッグボス フレッシュ球宴MVP指令 ドラ1達らが選出 スターへの登竜門突破期待
日本ハム・新庄剛志ビッグボス(50)が27日、フレッシュ球宴(7月23日・長崎)に出場する若手選手へMVP獲得を厳命した。
この日発表されたフレッシュ球宴のメンバーに、日本ハムからドラフト1位・達(天理)、同2位・有薗(千葉学芸)、2年目の古川裕が選出された。
92年にジュニア球宴(当時)へ出場したビッグボスの記憶に残るのは、同じく出場したイチロー(当時はオリックス・鈴木一朗)だ。「代打で出てきてホームランを打ったんじゃないかな」と代打決勝弾でMVPを獲得したレジェンドの若かりし時代を振り返った。
イチローは2年後の94年に史上初のシーズン200安打を達成。まさにスターへの登竜門だった。ボスも「そういう舞台が好きかどうか。(MVPを)取る場面を自分で持ってきて一発で決めるってことだよ」と自チームからのMVP獲得を期待した。
達、有薗、古川裕がどんな活躍を見せ、そしてどんな成長曲線をたどるか。次代のスーパースター育成に力を注ぐボスも、大注目のフレッシュ球宴となる。