コロナ禍のソフトバンク1軍が活動停止 29日ロッテ戦中止 甲斐ら新たに感染で計14人
日本野球機構(NPB)と12球団は28日、ソフトバンクに多数の新型コロナウイルスの陽性判定者が出ていることを受け、臨時実行委員会を開催。29日・ロッテ戦(ペイペイドーム)を中止とすることを決定した。
ソフトバンクは25日に村上打撃コーチが新型コロナの陽性判定。27日にチーム全体でのPCR検査を実施し、和田、藤井、嘉弥真、グラシアル、野村勇の5選手、本多内野守備走塁コーチとスタッフ2人の計8人が陽性判定となった。この日、甲斐、デスパイネ、村松コーチ、スタッフ2名と合わせて計14人となった。
チームは明日以降も緊急のスクリーニング検査を行う。7月1日・西武戦(ベルーナ)以降の試合挙行について、NPB・井原事務局長は「明日、明後日の検査結果を見て、また考えましょうということになった」と説明した。
今季の新型コロナによる試合延期は、楽天に陽性判定者が相次いだ影響での4月2、3日の楽天-ソフトバンク戦(楽天生命)、DeNAに陽性判定者が出たことによる同7日の阪神-DeNA戦(甲子園)、同8日からのDeNA-中日3連戦(横浜)、オリックスの陽性判定者が出たことによる同12日からの楽天-オリックス(楽天生命)の計9試合があったが、5月以降の試合延期はなかった。