オリックス 19打席連続無安打とブレーキの杉本に中嶋監督「また強引さが見える」

 5回、打席に向かう杉本(右)の奥でグラウンドを見つめる中嶋監督(撮影・吉澤敬太)
 8回、空振り三振に倒れる杉本(撮影・吉澤敬太)
 8回、空振り三振に倒れ、うつむきながらベンチに戻る杉本(撮影・吉澤敬太)
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 「オリックス2-4楽天」(28日、ほっともっとフィールド神戸)

 ほっともっとフィールド神戸で開かれた一戦は、五回終了時には盛大に花火が打ち上げられた。しかし、オリックス打線は不発。五回1死までは則本に完全投球をやられた。

 中盤以降は好機を作った。ただ、五回2死一、二塁では若月が右前打を放つも、右翼・岡島の好返球に阻まれ、二走・中川圭が本塁憤死。七回も2死二塁で若月が左前打を打つも、左翼・和田恋の好返球で二走・安達が本塁アウト。球場はため息で包まれた。

 中嶋監督は、間一髪で相手の好返球に阻まれたという質問に「その通りだと思います」とガックリ。2死という状況に「こればっかりはね、状況判断はもちろんですし。いろいろですね」と話すにとどめた。

 結局、大城の二ゴロ間と安達の今季1号ソロの2得点に終わった打線で、気になるのは4番・杉本の状態。六回2死一、二塁では平凡な遊ゴロ。1点差に迫った八回2死三塁では空振り三振に倒れ、19打席連続無安打となっている。

 指揮官は「ちょっと、また強引さが見えるかなと思います」と指摘。「こればっかりはわからない」と、もう一度、頭の整理を求めた。

 則本にはほっと神戸で4戦4敗。この日も、序盤は手がつけられず、八回途中で10三振を喫した。「良かったんじゃないですかね。低めの球をあんだけバンバン振ってるようじゃ、そうなりますよね」と苦戦を強いられた。

 チームは連敗となり、借金は3。勝てば4位浮上となっていたが、ロッテとの差は広がった。

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