ロッテ・佐々木朗希 快投一転、緊急降板 右手中指出血 1イニング4K&4回10Kも騒然

 「ロッテ-楽天」(1日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ・佐々木朗希投手がアクシデントに見舞われ、4回2安打無失点10奪三振で緊急降板した。ユニホームのパンツには血がつき、試合途中に球団を通じて右手中指のマメがつぶれたことが判明した。

 四回1死、銀次から6者連続、この日10個目の三振。ただ、佐々木朗の表情はさえなかった。指先を気にし始め、2死から鈴木大には四球を与え、連続三振は6で止まった。その後、茂木に安打を許して2死一、三塁とされたが、辰己は右飛に仕留めた。

 この後、イニング間にロッテベンチが慌ただしくなり、トレーナーが井口監督のもとへ。そして、佐々木朗の交代が告げられた。

 快投ペースだった。初回は1イニング4奪三振の離れ業。2020年9月4日、中日のR・マルティネスが達成して以来、プロ野球史上26人目(27度目)となった。

 その後も奪三振ショー。最速162キロの直球軸にハイペースに三振を重ね、二回2死から6者連続で、銀次の三振で一気に2ケタまで到達した。だが、まさかのアクシデント。球場は騒然とした空気に包まれた。

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