中日 大野雄登板回避も藤嶋が完璧代役 根尾はプロ初ホールド
「中日3-1阪神」(1日、バンテリンドーム)
ブルペン一丸でゼロを刻んでいった。予告先発として、試合前練習に姿を見せていた中日のエース大野雄が背中の張りで登板を回避。マウンドには藤嶋が駆けていった。3回1安打無失点に「大野さんにはいつも助けてもらっているので、今日は大野さんを助けようと思って投げました」と胸を張った。
四回は福から谷元、五回は山本と小刻みにリレー。そして2死一、二塁で5番手は根尾だ。初めてリードした場面で登板し、迎えたのは近本。151キロを打たせ、三遊間の当たりを高橋周が横っとびでつかみ二塁に送って間一髪アウト。プロ初ホールドに「目の前の打者を、次もまた打ち取れるように」と振り返った。
清水、ロドリゲスとつなぎ、八回裏にA・マルティネスが決勝2ラン。最後はR・マルティネスが締め、総力戦を制した。