DeNA・今永 踏ん張り4勝目 ノーノー以来の白星「勝ちをつけてもらった」
「ヤクルト4-6DeNA」(1日、神宮球場)
敗れれば自力優勝の可能性が消滅する一戦で踏ん張った。DeNA・今永が4点を失いながら4勝目。無安打無得点試合を達成した6月7日以来の白星に「決していい投球ではなかったが、これで勝ちがつくのは投手としてはありがた過ぎる」と野手や救援陣に感謝した。
快挙達成後は2試合続けて打ち込まれ黒星を喫していた。チームに今季2度目の4連勝をもたらし「取り返せた投球ではないが、勝ちをつけてもらったことを喜びたい」と少し笑顔が戻った。
打っては佐野が3年連続2桁となる10号ソロ。一回2死で高梨の速球をフォロースルーの大きいスイングで右翼席へ運び「自分のスイングでしっかり捉えることができた」と評価。先制パンチに、三浦監督は「主将としてチームを引っ張ってくれている」と目を細めた。