強いヤクルト 初回から5得点の猛攻 山田&青木が適時打 中村は3号2ラン

 1回、右前に先制打を放った山田
 1回、左越えに2ランを放ち生還する中村(撮影・佐々木彰尚)
 1回、山田は右前に適時打を放つ(撮影・佐々木彰尚)
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 「ヤクルト-DeNA」(3日、神宮球場)

 2日にNPB史上最速で優勝マジック53を点灯させたばかりのヤクルトが、この日は初回から野手陣が猛攻。いきなりの5得点で、プロ初先発でプロ初勝利を目指す小沢へ、大きな援護点を贈った。

 まずは昨夜のヒーロー・塩見が左前打で出塁。続く山崎の打席ではエンドランが内野安打となり、これで塩見が好走塁で一気に三塁まで到達した。一、三塁でいきなり先制機をつかむと、山田が適時右前打で幸先よく先制に成功した。

 また暴投で無死二、三塁となり、村上は二直。青木が遊撃頭上を越える2点適時打を放つと、中村が3号2ランを放った。打者一巡の猛攻で一挙5得点。14カード連続勝ち越しへ、この日も強力打線がまずは試合を動かした。

 球団広報を通して、山田は「小沢に先に先制点をプレゼントしたかった。1、2番がいい形で出塁してくれたので」とコメント。青木は「最低外野フライでもという気持ちで打席に入りました。落ちてくれてよかったです」と振り返り、中村は「完璧です」と話した。

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