塩山高、東海大付属熊本星翔高、山陽高の善行に対する表彰を決定 高野連発表

 日本高等学校野球連盟は6日、大阪市内で7月度業務運営委員会を対面とオンラインで開催し、塩山(山梨)、東海大付属熊本星翔(熊本)、山陽(広島)の善行に対して表彰することにし、表彰状と記念品を贈呈することを決定した。

 塩山については、今年5月6日、2年生部員が部活動終了後、スーパーの駐車場内で購入したものが放置され、転んで倒れている高齢女性を発見。「大丈夫ですか」と声をかけ、けがの状況から事件や事故の可能性がないと判断し、散乱していた荷物をまとめ、荷物を持ち、介助しながら自宅まで付き添った。

 東海大熊本星翔については、今年5月19日、3年生部員が練習後、帰宅途中に道路の反対側を走行していた自転車が転倒したのを目撃した。頭部から出血していた中学生を発見し、意識がもうろうとしていたので救急車を呼び、警察にも通報し、近くを通った大学生と一緒に止血を行った。後からその様子を見て駆けつけた1年生部員が保護者の連絡先を聞き、連絡。出血が多かったものの、部員たちの処置もあり、大事には至らなかった。部員には6月6日に熊本北合志署から感謝状が贈呈された。

 山陽については、今年5月25日、3年生部員が一緒にいた部外生徒と広島市の平和大橋で元安川にかかる橋の欄干にしがみついている女性を見つけた。警察に連絡し、先に女性を救助しようとしていた男性の手伝いをして助けることができた。部員たちには14日に広島中央署から感謝状が贈呈された。

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