広島大会が開幕 高陽東が開幕ゲームで14ー0 レジェンド10の広島国泰寺を圧倒
「高校野球広島大会・1回戦、高陽東14-0広島国泰寺」(9日、マツダスタジアム)
第104回全国高校野球選手権広島大会が開幕し、昨年8強入りした高陽東が開幕ゲームで五回コールド勝ち。1915年の第1回全国中等学校野球大会に出場した“レジェンド10”の1校・広島国泰寺を圧倒した。
三回、エース・福島亜由睦(あゆむ)投手(3年)が満塁から、走者一掃の右翼への適時二塁打などで一挙5得点。その後も攻撃の手を緩めることなく、快勝した。福島は投げても先発して3回無安打無失点。「(マツダのマウンドは)硬いと聞いていたけど、いい感じに対応できた」と振り返り、適時打には「チーム全体が乗れたので良かった」と笑みを浮かべた。
試合前の開会式は、3年ぶりに全出場校が参加。選手宣誓は広の岩本和也主将(3年)が務め「さわやかな笑顔と熱い心を持ってプレーし、高校野球の力によって広島県を日本一熱い夏にすることを誓います」と力強く宣言した。