飾磨工のプロ注目右腕・岡植にGスカウト熱視線「すごいセンスを感じる投手ですね」

 気迫のこもった投球で再登板後2回1/3無失点の飾磨工・岡植(撮影・和田康志)
 再登板後の6回、力投する飾磨工・岡植場(撮影・和田康志)
 1回、1番打者として打席に立った飾磨工・岡植は四球を選んで出塁(撮影・和田康志)
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 「高校野球兵庫大会・1回戦、飾磨工15-6淡路三原」(9日、ベイコム野球場)

 プロ注目の飾磨工のエース右腕・岡植純平投手(3年)が巨人、西武の2球団のスカウトが視察に訪れる中、先発して3回6三振無失点。14-6の五回2死満塁から再登板し、計5回1/3を2安打9三振無失点の好投で、チームの1回戦突破に貢献した。

 初回から三者連続空振り三振の全開投球。序盤に味方打線の大量援護もあって、流れに乗った右腕は三回までスコアボードにゼロを刻み込んだ。

 右腕は四回に一度マウンドを降り、右翼に回ったが、四回、五回に相手打線の反撃もあって、五回2死満塁のピンチで再登板。「ここで点を取られてしまったらしんどいので、自分の力で抑えてやろうと思いました」と相手打者を空振り三振に仕留め、相手打線の追い上げムードを断ち切った。以降は追加点を許さない万全の投球で試合を締めた。

 エースに熱視線を送った巨人・岸敬祐スカウトは「バランス良く投げてるし、ピッチングが上手いんで、将来性がある感じ。体自体はまだまだこれからだけど、身体能力としては高いものを持っているので、体力的に成長していけば、まだまだ球も速くなると思うし、楽しみなピッチャーだなと」と高評価。「体の使い方はオリックスの山岡とかに似てるかな。(大きくゆったり上げる)左足の使い方とかは似てるなというところですね。すごいセンスを感じる投手ですね」と目を細めた。

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