ロッテ・ゲレーロの危険球退場処分に井口監督「別に何もないです」

 「オリックス1-3ロッテ」(9日、ほっともっとフィールド神戸)

 ロッテのタイロン・ゲレーロ投手が制球難の乱調で今季両リーグ3人目の危険球退場となった。

 1点ビハインドの展開からマウンドへ。先頭の福田に四球を与え、1死一、二塁から杉本に159キロ直球を右前適時打された。宗に来日最速163キロで空振り三振を奪ったが、続く紅林への7球目に163キロの直球が頭部ヘルメットに当たり、青ざめた表情をみせた。

 2度、来日最速をマークするも初めてのほっともっと神戸のマウンドに合わないのか制球に苦しみ、両軍一触即発となった。井口監督は「別になにもないです」と険しい表情。ビハインドの展開で勝ちパターンの助っ人ゲレーロの投入に「まあ1点差で行くということで、予定通りでした」と振り返った。

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