コロナ禍ヤクルト、12日からの中日戦は実施方針 9~11日検査で陰性選手で編成 NPBが臨時実行委
日本野球機構(NPB)は10日、臨時実行委員会を開催した。
この日、ヤクルトが新たに中村悠平捕手、塩見泰隆外野手らを含めた6人が新型コロナ陽性判定を受けたことを発表。9日に続き、10日の阪神戦(神宮)も中止となった。ヤクルトは9日に発表された14人も含め、1軍で計20人、2軍も含めると球団全体で24人の感染者を出している。
井原事務局長は「新たな変異株による感染かと思われる。感染力が今までより強く、速い。今までとってきた感染対策をさらに徹底していくことが必要になる」と説明し、オールスター期間中に各球団でワクチン接種を「強く推奨する」ことを確認したという。
ヤクルトに関しては、9、10、11日のPCR検査で陰性を確認した選手で編成し、月曜日を挟んでの、12日からの中日戦(12日豊橋、13、14日バンテリンドーム)については「予定通り挙行する」方針を確認した。