ソフトバンク・三森が左手親指骨折 好調1番バッター、初回のヘッドスライディングで負傷交代
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「ソフトバンク0-2日本ハム」(10日、ペイペイドーム)
初回に負傷交代したソフトバンク・三森大貴内野手について、藤本監督が試合後に「骨折です。左手親指、骨折でアウトです」と明かした。
一回裏の先頭で打席に入った三森は一、二塁間へ緩いゴロを放った。打球は一塁手が処理し、三森はベースカバーに入った投手・池田との競争になった。一塁へ果敢にヘッドスライディング。判定はセーフで内野安打をもぎ取った。ただ、その直後に左手を気にする素振りを見せ、駆け付けたトレーナーと共にベンチ裏に下がりそのまま交代していた。
藤本監督も「内野安打を取ろうと思ったんだろうけど、やっぱりヘッドスライディングは危ないよね」とやるせない表情で話すしかなかった。
三森はこの日が71試合目の出場。打率.268、6本塁打、25打点、12盗塁の成績で、主に1番打者として打線を引っ張っていた。
また、五回表の守備に就く前に交代した中村晃外野手については腰痛だったことも明かした。藤本監督は三回裏の打席で右直を放った際に「抜けそうになったようだ」と説明。「抹消するまではないと思うけど、明日休んで、明後日動いてみてどうか。まだ分からない」と心配そうだった。