ソフトバンク・藤本監督、負傷者続出、今季ワースト4連敗「お祓いに行かなアカンね」
「ソフトバンク0-2日本ハム」(10日、ペイペイドーム)
BIGBOSS率いる日本ハムに3タテを喫するなど今季ワーストの4連敗のソフトバンクだが、負の連鎖がどうにも止まらない。
6月下旬に一軍のコーチ、選手、スタッフの計18名が新型コロナウイルス陽性判定を受けた。コーチ陣らはすでに一軍復帰しているが、選手はまだ1名も戻ってきていない。
その中、故障者が続出し始めた。前日9日の試合で又吉が右足甲を骨折。そして今日10日は三森が左手親指を骨折して、いずれも長期離脱が確実だ。さらにこの日は中村晃も腰痛のため途中交代した。
藤本監督もここ数日で何度も「緊急事態」という言葉を口にしている。10日の試合後取材では思わず「お祓いに行かなアカンね。多すぎるね」と漏らした。
一方、10日の二軍戦には新型コロナ陽性判定を受けていた甲斐とデスパイネが出場して実戦復帰した。だが、藤本監督は慎重だ。「実戦から離れてたわけだし(ファームで)2、3試合出て、どうかやね。ただ、当初は状態が上がるまでと言ったけど、緊急事態になったから、一軍で戦えるレベルになれば上げるかも。野村勇なんかは代走も行ける。打撃の状態が上がらなくても、一軍に上げるかも」と複雑な心中が見え隠れした。