オリックス・中嶋監督が今季初の2桁得点に「そりゃいつかは出ますから」

 8回、二塁打を放った杉本(撮影・石井剣太郎)
 8回、2ランを放った小田(撮影・石井剣太郎)
 8回、得点を許さず投げ終えた阿部(撮影・石井剣太郎)
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 「オリックス10-1ロッテ」(10日、ほっともっとフィールド神戸)

 オリックスがロッテに大勝で、7月初の連勝&カード勝ち越しを決めた。チームは16安打で今季初の2桁得点。田嶋は自身4連勝で今季5勝目を挙げた。

 中川圭が4打数4安打3打点と大暴れ。中嶋監督は「波がこないというか、ガツンと落ちることなく来られているのでいいと思います」と評価した。

 この日は、中日からトレード移籍し、移籍2日目の石岡を「1番・左翼」で先発起用。移籍後初安打を含む2安打で、守備でも貢献した。「塁にたくさん出て、彼の加入で色んな刺激というか、色んなポジションに入るので、大きな刺激になったと思います」と相乗効果にも期待した。

 先発の田嶋は初回に失点をするも、二回以降は修正。「初回の2アウトから、2つの四球からのタイムリーはまずいかなと思ったけど、二回からは修正して投げられたのは良かった」とたたえた。

 二桁得点は今季初だが「そりゃいつかは出ますからね」と冷静。パ・リーグは混戦が続くが「全然見えてる気がしないですけどね。自分のところで精いっぱいです」と話した。

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