巨人・3年目左腕の井上温大が支配下復帰 サウスポー不足深刻で白羽「プロ初勝利を最初の目標に」
巨人は11日、育成選手の3年目左腕・井上温大投手(21)と支配下契約を締結したと発表した。背番号は97。
井上は前橋商から19年ドラフト4位で入団。昨年5月に左肘の手術を受け、オフに育成選手として再契約していた。今季は2軍で5試合に登板し0勝0敗、防御率・5・25だった。
井上は「素直にうれしいです。けがをしていた時に支えてくれたトレーナーのみなさん、監督、コーチ、そして家族に感謝しています。1軍でのプロ初勝利を最初の目標にして頑張っていきたいと思います」とコメントした。
巨人では先発、中継ぎともにサウスポーの駒不足が深刻な状況。今月に入ってメジャー通算243試合に登板した左腕のリリーバー、イアン・クロール投手を緊急補強していた。これでチームの支配下選手は69人となる。