高津臣吾監督をはじめ、多数の新型コロナウイルス感染者が出ているヤクルトは11日、神宮球場に隣接する施設で個別練習を行った。検査で陰性が確認された村上宗隆内野手はオンラインで取材に応じ「こういう時だからこそ一層団結してやる。その中でも中心は必要で、そこに僕がいることは自覚している。何とかチームを勝たせる打撃をしたい」と活躍を誓った。
2位と13ゲーム差で首位を独走する中で、山田哲人内野手、塩見泰隆、青木宣親両外野手ら主力の大半が抜けた。22歳の若きリーダー村上は「感染した選手が帰ってくるまで、いいチーム状況のまましっかり粘ると約束して頑張る」と意気込んだ。