「高校野球滋賀大会・１回戦、伊吹５－３滋賀学園」（１１日、マイネットスタジアム皇子山）

　伊吹との延長戦に敗れ、強豪・滋賀学園が初戦で姿を消した。

　プロ注目で１８３センチ、８３キロの大型内野手・鈴木蓮内野手（３年）は、１－１で迎えた六回に一時勝ち越しとなる左適時二塁打を放つなど、５打数２安打１打点の活躍。ロッテなど３球団のスカウトが視察に訪れた。

　最後の夏を終え、「正直、負けたという実感がなくて。相手チームが校歌を歌っていたら、負けたことを感じて。素直に悔しいっていう気持ちがありました」と目を腫らした。ただ、「ここでくよくよしていられないので、次のステージで頑張りたいと思います」と表情を引き締めた。目標とするプロ入りへ向け、歩みを止めずに心身を磨く。

　◆鈴木　蓮（すずき・れん）２００４年７月１８日生まれ、１７歳。大阪府門真市出身。１８３センチ、８３キロ。右投げ右打ち。幼稚園年少から野球を始め、門真タイガースに所属。門真第二中では大東畷ボーイズに所属。高校通算２９本塁打。遠投１２０メートル。５０メートル走６秒１