ヤクルト・村上「中心に僕がいる」 感染者多数の非常事態で活躍誓う
高津臣吾監督(53)をはじめ、多数の新型コロナウイルス感染者が出ているヤクルトは11日、神宮球場に隣接する施設で個別練習を行った。検査で陰性が確認された村上宗隆内野手(22)はオンライン取材で「こういう時だからこそ一層団結してやる。その中でも中心は必要で、そこに僕がいることは自覚している。何とかチームを勝たせる打撃をしたい」と活躍を誓った。
2位と13ゲーム差で首位を独走する中、山田、塩見、青木らの主力や2軍も含め、9日と10日で計27人の感染が発表された。村上は「感染した選手が帰ってくるまで、いいチーム状況のまましっかり粘ると約束して頑張る」と12日からの中日戦に向けて意気込んだ。
2軍から10人以上が昇格の見込みで、この日の練習には39歳の内川、東大出身の宮台らの姿があった。監督代行を務める松元ユウイチ作戦コーチは「選手はいい表情でやっていた。高津監督が言ってきたように、グラウンドでは思い切って元気よくやってほしい」と奮起に期待した。