甲子園8年ぶり弾の巨人・中田翔が感慨「やっぱりちょっと何か違うものがありますね」 高校時代に躍動
「阪神0-4巨人」(12日、甲子園球場)
巨人・中田翔内野手が、豪快な一発で貴重な追加点をたたき出した。
3-0の四回。ウィルカーソンのチェンジアップを捉え、左翼席に運ぶ9号ソロとなった。「追加点が欲しかったので。たまたま、それが自分のホームランという形で点が入ってすごく良かったなと思います」と頬を緩めた。
甲子園では巨人移籍後初、日本ハム時代の14年以来8年ぶりの本塁打となった。聖地は中田にとって大阪桐蔭時代にも躍動した球場。「甲子園というのはいろいろ思い出深い球場。高校野球では、ここを目指してずっと頑張ってたわけですから。やっぱりちょっと何か違うものがありますね」と感慨深げだった。
中田の貴重な一発もあり、投打の歯車が、かみ合ったチームは連敗を3(1分けを挟む)で止め、借金生活も阻止した。中田は「もっともっと頑張って活躍して、勝利に貢献したいなと思います」と力強く誓った。