センバツ運営委員会 選考過程の明確化へガイドラインを作成
日本高野連は12日、今春に行われた第94回選抜大会の第4回運営委員会を開催し、大会の理念を明示した「大会綱領」を策定した。選考過程の明確化を目指した「選考ガイドライン」を作成。選考に際しての評価のポイントを示した。
「選考ガイドライン」では秋季大会の試合結果を重要としながら参考資料の一つとし、試合内容も同程度に評価して総合的に判断。また、試合内容については技術面だけでなく、試合運びや取り組む姿勢、チームワークなども評価の対象となる。さらに、多くの都道府県から出場できるように、地域性を考慮することも明文化した。
今春の選抜大会では昨秋の東海大会準優勝の聖隷クリストファー(静岡)が選考漏れとなり、同4強の大垣日大(岐阜)が選出されて、全国的な議論を呼んでいた。