大の燕党だった山本コウタローさん、スワローズが追悼「今シーズンも神宮に何度も」
プロ野球のヤクルトは15日、燕党として知られたシンガー・ソングライターの山本コウタローさんが4日に脳内出血で亡くなっていたことが山本さんの公式HPで発表されたことを受けて、球団公式ツイッターで追悼コメントを発表した。
「山本厚太郎さんがお亡くなりになられたと聞き、驚きを隠せません。山本さんは長年にわたりスワローズを応援くださり、今シーズンも神宮球場に何度もおいでくださいました。深く感謝申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。」
山本さんは70年、一橋大在学中に発表した「走れコウタロー」でレコード大賞新人賞を獲得。大学卒業後にはフォークグループ・山本コウタローとウィークエンドを結成し、74年には「岬めぐり」も大ヒットした。
その後も白鷗大で教鞭を執り、キャスターやコメンテーターとしても活躍。19年には長年教鞭を執った白鴎大を定年退職し、名誉教授に就任している。
公式HPによると「体調不良のため静養中」だったといい、葬儀などは「故人の遺志により近親者のみで執り行いましたことを謹んでご報告申し上げます」と記されている。