阪神・西純母校の創志学園が初戦突破 西純から「甲子園球場のマウンドをならしておきます」とエール届く

 「高校野球岡山大会・2回戦、創志学園7-0金光学園」(15日、倉敷マスカットスタジアム)

 阪神・西純矢投手(20)の母校・創志学園が七回コールド勝ちで夏の初戦を突破した。

 今春中国大会を制した創志学園の打線は二回、3本の安打に加えて相手の失策などで3点を先制。その後も着実に得点を重ねて計7得点を奪った。

 エース・岡村洸太郎投手(3年)は7回を投げて7安打無失点で完投。悪天候のため1時間29分の中断もあったが、集中力を切らさなかった。

 創部1年目の夏の初戦と同カードとなった今大会。1年生のみで臨んだ当時は0-7で七回コールド負けを喫した。2010年の創部時から指揮を執り、今夏限りで退任する長沢宏行監督(69)は「このユニホームを着て戦うのが最後だと思うと、一手一手が重く感じる。本当にいい経験をさせてもらっている」と振り返った。

 また、大会前には教え子の阪神・西純から「監督、甲子園に出てほしい。甲子園球場のマウンドをならしておきます」と連絡があったことを明かし、18年以来、4年ぶりの夏の甲子園へ気持ちを引き締めた。

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