楽天・田中将に勝ち投手の権利 オリ・山本とのエース対決で7回無失点の熱投、自己ワーストタイ6連敗中
「楽天-オリックス」(16日、楽天生命パーク宮城)
先発の田中将が7回を投げて3安打無失点。7点リードを守り抜き、リリーフにバトンを渡した。現在、5月10日のロッテ戦(楽天生命パーク宮城)を最後に、自己ワーストタイとなる6連敗中。チームも今季ワースト5連敗中と苦しむ中、エースの働きを見せた。
2日に出場選手登録を抹消され、中14日で登板。「勝ってなにか分岐点と言いますか、そこで流れが変わって、ぐっと上に行けるように」と誓ったマウンドで、有言実行の投球を見せた。
オリックスのエース・山本との投手戦となったマウンドで、両者譲らず0-0の展開が続く。それでも五回、銀次の左前適時打で先制点を奪うと、浅村の15号3ランも飛び出し一挙4点を奪った。
田中将は以降も安定した投球。散発3安打と危なげない投球でリズムを生むと、七回には7点を奪ってダメを押した。