巨人に希望の光 井上温大がデビュー戦で3回1安打無失点の好投
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「巨人-広島」(16日、東京ドーム)
11日に支配下再昇格を果たしたばかりの巨人・井上温大投手がプロ初登板を果たし、3回1安打無失点の好リリーフを見せた。
0-11の五回から3番手としてマウンドに上がった左腕。先頭の森下に対して初球から3球連続ボールとするも、立て直して空振り三振に斬ると、1死一塁からは菊池涼を三ゴロ併殺打に打ち取った。
六回は秋山、マクブルーム、坂倉のクリーンアップを3者凡退に仕留めた。七回は2死二、三塁のピンチを招いたが、野間を二ゴロに打ち取り無失点。上々のデビュー戦となった。
井上は前橋商から10年ドラフト4位で入団した高卒3年目左腕。昨年5月に左肘の手術を受け、オフに育成選手として再契約していた。今季は2軍で5試合に登板して0勝0敗、防御率5・25の成績を残し、11日に支配下に再昇格していた。