3連敗中のヤクルト 4番・村上が31号同点2ラン チームは29人がコロナ陽性で離脱
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「DeNA-ヤクルト」(16日、横浜スタジアム)
コロナ禍のヤクルトが2点を追う四回、4番・村上の31号2ランで同点に追いついた。
大雨の影響から中断を挟んだこの回、1死一塁から村上だった。DeNAの先発・今永に対し、1ストライクから2球目。147キロの直球をフルスイングすると、打球は瞬く間にバックスクリーン右に到達した。
13日の中日戦(バンテリンドーム)以来、2試合ぶりの特大2ラン。31号&83打点はいずれもリーグ独走中、この日はここまで2安打で打率も・315まで上げた。村上は広報を通じ「打ったのはストレートです。同点にすることができてよかったです。また次の打席で打てるように準備したいです」とコメントした。
前日15日には、伊藤智仁投手コーチが新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表。同日、チーム関係者に実施したスクリーニングのPCR検査で判明した。球団では陽性判定者が続出しており、これで29人目。山田、中村ら主力を欠いて3連敗中だが、4番がチームを鼓舞する一発を放った。