コロナ禍の首位ヤクルト サヨナラ負けで4連敗 遊撃・西浦が痛恨の“大暴投”
3枚
「DeNA3-2ヤクルト」(16日、横浜スタジアム)
首位独走中のヤクルトがDeNAにサヨナラ負けを喫し、4連敗となった。
試合は同点で迎えた九回、1死から桑原のを四球で歩かせると、続く佐野との対戦だった。中堅フェンス直撃の打球が跳ね返って転々とする。中堅・並木が捕球後、カットに入った遊撃・西浦に転送。この時点で一走・桑原は三塁を回りかけたが、三塁コーチャーが制止を掛けた。
西浦も送球を止めようとしたが、勢いあまってボールを地面にたたきつける“大暴投”。無情にもボールが転々とする間に、桑原がサヨナラのホームに頭から滑り込んだ。
コロナ禍のヤクルトは2点を追う四回、村上の31号2ランで一時同点に追いついたが、4番の特大弾も空砲となった。
前日15日には、伊藤智仁投手コーチが新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表。同日、チーム関係者に実施したスクリーニングのPCR検査で判明した。球団では陽性判定者が続出しており、これで29人目。山田、中村ら主力を欠く中、苦しい戦いが続いている。