日本ハム・上沢 骨折で復帰まで8週間 新庄監督「パワーアップできるチャンスと」
日本ハムは17日、上沢直之投手が右第3趾基節骨骨折と診断されたと発表した。
16日の西武戦・七回の守備中、同箇所に打球が当たって負傷。札幌市内の病院で精密検査を受けた。ゲーム復帰まで約8週間の見通しという。
新庄剛志監督(ビッグボス)は「間違いなく骨折」と説明。骨が折れていた中で奮闘した上沢の精神面を「さすがだね。そういう選手は使いやすし、ケガをしたときにこっちが気を使ってあげたくなる。気持ちの強さは大事だね」と評価した。
また「スポーツをやっていたらアクシデントはあるし、こういう年もあるから。プラスに考えて、パワーアップできるチャンスの時期と考えて、ゆっくり休んでもらって。さあやろうと決めた時、今年以上のものをつかみなさいと言いました」と今後のさらなる奮闘に期待。「なんとかいるメンバーで、面白いポジションまでいったら、そのとき上沢君が帰ってきて、またさらに楽しもうって感じですかね」とも明かした。
先発陣のアクシデントが続いていることには「そういうのもある。逆にね、若い選手はそれをつかみに来たらいい。開幕でやった、今、中継ぎのピッチャーがほとんど投げてないから。中継ぎ8人、7人で1試合戦ってもいいし。それも面白いかなって」とさまざまな可能性に言及した。