西武・川越 故郷に錦V2点二塁打 ほほ緩む「思い出のあるところ」
「日本ハム3-4西武」(17日、札幌ドーム)
西武・川越がふるさとで殊勲打を放った。六回に勝ち越しの2点二塁打。新型コロナウイルスによる離脱者が続出するチームに逆転勝利をもたらし「何とか勝ち越せるように、ランナーをかえすことだけに集中していた」と誇った。
押し出し四球と犠飛で2-2に追い付き、なお2死一、二塁だった。河野の内寄りの144キロ直球を捉える。打球は右翼手の頭上を越え「打った瞬間は詰まったと思ったが、角度が良かった」と振り返った。
札幌ドームがある札幌市豊平区の出身で、この日は家族も観戦に訪れていた。自身も新庄監督が現役でプレーしていた頃に、球場へ頻繁に足を運んでいたといい「思い出はあるので活躍できてうれしい」とほほを緩めた。