新庄ビッグボスもコロナ陽性 前日「熱っぽかった。計ったら35度8分」心配が現実に

 「日本ハム1-5西武」(18日、札幌ドーム)

 日本ハムは18日、新庄剛志ビッグボス(50)を始め、選手やコーチ、スタッフ計11人が同日に実施した新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けたと発表した。全員無症状で、隔離療養されている。多数の陽性者が出たことにより、19日からのオリックス3連戦(京セラ)が試合中止となる可能性も出てきた。

 新型コロナ感染拡大の波がチームを襲った。18日に実施された検査の結果、新庄ビッグボス、林ヘッドコーチ、武田投手コーチ、金子野手総合兼打撃コーチ、紺田外野守備走塁コーチ、福田、ロドリゲス、宇佐見、谷内とスタッフ2人の計11人が陽性判定。全員無症状で、チームでは16日の加藤、17日の石川直、杉谷を含めて陽性者は計14人となった。

 前日の試合前には「(朝は)熱っぽかった。体温計で計ったら35度8分。ボス、低すぎません?って(言われた)」と笑顔で話していたボスも、全国的な感染の広がりからは逃れられなかった。

 新たなオミクロンの変異種「BA5」が流行する中、ボスも球界への感染拡大に「防げないからね。俺の一、三塁(での奇襲)ぐらい防げない」と独特の表現で言及していた。

 この日の試合では福田、宇佐見も出場。12安打を放ちながら12残塁での敗戦で、7連勝後の連敗となった。ボスは広報を通じて「ベンチの雰囲気はまだ連勝中!」と超前向きコメントを発したが、その後に発表された事態は、その雰囲気を吹き飛ばすものだった。

 6月にソフトバンク、7月にヤクルトで多数の陽性者を出た。感染経路の特定が困難だったことなどから、1軍は一定期間の活動停止となったため数試合が中止となっている。

 日本ハムは19日から京セラドームでのオリックス3連戦を控えているが、チーム内の感染拡大が続いている中で、予定通りの試合開催は厳しい状況となった。

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