西武首位浮上 貯金8で昨年4月以来 辻監督「非常に雰囲気がいい」
「日本ハム1-5西武」(18日、札幌ドーム)
西武は投打がかみ合い、昨年4月以来となる首位に立った。先発の与座海人投手(26)は、アンダースロー対策で左打者を7人並べてきた日本ハム打線に対し、5回8安打1失点の投球で貢献。これで、チームトップの7勝目となった。
「短いイニングで代わって後半の4回を(中継ぎ陣に)抑えてもらった。先発としては情けない。本当に感謝」と振り返ったが、チームにとって価値ある一勝だ。ピンチを背負っても最少失点でのりきった投球を、辻監督は「内容は良くなかったが粘った」と、たたえた。
チームは今季最多の貯金8となった。指揮官は「若い選手が一丸となって戦っている。非常に雰囲気がいい」と満足げにうなずいていた。