花巻東・佐々木麟太郎が今夏初安打初打点「得点が入ったのは気持ちが変わった」

 今夏初安打となる右前適時打を放つ花巻東・佐々木
 今夏初安打初打点をマークし、安堵の表情を見せる花巻東・佐々木(左)
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 「高校野球岩手大会・3回戦、花巻東8-0一関二」(19日、岩手県営野球場)

 今春センバツに出場した花巻東が、一関二を8-0の七回コールドで下し、8強入りした。高校通算73本塁打を誇る怪物スラッガー・佐々木麟太郎内野手(2年)は4打数2安打1打点。第1打席から一ゴロ、遊ゴロ、右前適時打、右中間への二塁打だった。

 怪物のバットから快音が響いた。4-0の四回、1死一、二塁で佐々木が今夏初安打となる右前適時打で初打点をマーク。六回無死1塁では右中間へ二塁打を放ち、好機を拡大した。

 初戦の花巻農戦では特大ファウルで球場をどよめかせたが、3打数無安打1四球。2戦目で今大会初安打が適時打となり「自分の結果どうこうよりチームに得点が入ったのは自分でも気持ちが変わった」と安堵(あんど)の表情も見せた。

 次戦は21日に水沢と対戦する。佐々木は「春のセンバツの悔しさを晴らすためにチーム一丸となって戦ってきている。ここからチームとしてもさらにあげて自分たちらしい野球で勝ち抜いていきたい」と拳を握った。

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