トヨタ自動車が初戦突破 吉野が4回無安打無失点で「結果はよかった」都市対抗野球
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「都市対抗野球・1回戦、トヨタ自動車2-0日本製鉄かずさマジック」(19日、東京ドーム)
トヨタ自動車(豊田市)が日本製鉄かずさ(君津市)を下し、初戦を突破した。
両チーム無得点の二回、2四球と犠打で1死二塁の好機を作ると、相手失策で1点を先制。その後、七回までは拙攻に悩んだが、八回無死で3番・多木健太郎外野手(28)が右翼への二塁打。なおも2死二塁では伊礼翼内野手(32)が左翼への適時打で2点目を追加した。
投げては、先発した吉野光樹投手(23)が4回無安打無失点と好投を披露した。右ふくらはぎがつり、四回でマウンドを後にしたが、この日は得意のフォークで7奪三振。「初めての都市対抗で探りながらだったが、結果はよかった」と振り返った。
阪神・筒井スカウトも「大舞台で力が出ない人もいるけど、立ち上がりから心と体をしっかりコントロールできていた」と評価した。