広島大会で大波乱 広陵が3回戦敗退「夏の恐ろしさ」選手号泣 英数学館が大金星
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「高校野球広島大会・3回戦、英数学館2-1広陵」(20日、バルコムBMWスタジアム)
優勝候補大本命の広陵が敗れた。3回戦での敗退は12年以来10年ぶり。
二回までに2点を先制され、追いかける展開に。四回以降、5度得点機に走者を進めたが、得点は五回に奪った1点のみ。九回無死二、三塁では3番・内海、4番・真鍋が、英数学館エースの末宗に打ち取られた。最後は真鍋の大飛球を相手の中堅手がフェンスに激突しながら好捕するスーパープレーで試合終了となった。
広陵は優勝候補の大本命で、今春のセンバツにも出場。2回戦で昨夏Vの広島新庄を撃破していた。まさかの敗戦に、広陵ナインは呆然。整列の際には選手が号泣した。
中井哲之監督は「夏の恐ろしさを感じた。投手を計算してしまった監督がいた。選手はよく頑張った。練習も生活も。選手に申し訳ない。負けたのは監督の責任」と言葉を紡いだ。