DeNA5カード連続勝ち越しで勝率5割復帰 牧不在でも3本塁打で勝利
「中日4-6DeNA」(20日、バンテリンドーム)
DeNAが3本の本塁打で、競り勝った。これで5カード連続勝ち越しとなり、勝率を5割に戻した。18日に負傷交代していた4番の牧が2試合連続でベンチを外れた中、チーム一丸で勝利をつかみ取った。
両軍無得点の四回無死一塁、嶺井が左翼席へ先制の4号2ランを放ち「大貫が頑張っているので、貴重な先制点を挙げることができよかったです。守備のほうもがんばります!」とコメントした。
さらに五回無死一塁では、佐野が右翼席へ13号2ランを放ち「カットボールを自分のスイングで完璧に捉えることができました。最高の結果になり良かったデスターシャ!」。七回無死では、蝦名が左翼席へ3号ソロを放ち「いい感触でストレートを捉えることができました。前の打席は思ったよりいい内容ではなかったので、甘くきたボールを思い切りいこうと思って打席に向かいました。いい結果になり良かったです」よコメントした。
先発の大貫は、6回まで無失点と好投。ただ七回無死一塁で木下拓に2ランを浴び、七回途中で降板。それでも6回2/3を7安打2失点で今季7勝目。
リリーフ陣も踏ん張った。七回2死一塁で登板したエスコバーは、代打・後藤を打ち取った。続く八回は先頭から大島、岡林に連打を浴びた。3点リードも無死一、二塁と一発出れば同点というピンチで、伊勢にスイッチ。ここで右腕は平田、ビシエドと連続で空振り三振に仕留め、最後は木下拓を一直で無失点。圧巻の17球だった。九回は山崎が2点を失いながらも、リードを守りきった。