楽天 若手リリーフ陣が四球から崩れる 石井監督「同じ失敗をしてたら成長しない」
「ソフトバンク7-0楽天」(21日、ペイペイドーム)
楽天は若手のリリーフが粘り切れず、試合の流れを完全に引き渡してしまった。
試合後、石井一久監督は「自分のことでいっぱいいっぱいになっている。同じ失敗をしてたらなかなか成長しない」と語気を強めた。
0-3の六回、2死一、二塁とこれ以上の失点は避けたい場面。ここで登板した2番手の西垣雅矢投手が、連続四球で押し出しとなり、大きな追加点を与えてしまった。
さらに七回には3番手の鈴木翔天投手が、2死走者なしから連続四球でピンチを招くと、高田に2点適時三塁打を許し2失点。さらにそこから連続四球を出し、イニング途中でマウンドを降りる結果となった。
特に鈴木翔は7月に入って7試合で3敗。防御率は16・50と精彩を欠いている。「(1軍を)狙っている人はいっぱいいるので、そういう姿を見せてくれないと勝ち残れない」と語り、1軍に残るかは「この後ミーティングで話します」と明言は避けた。