花巻東が敗れる “怪物”佐々木麟太郎2季連続甲子園ならず 盛岡中央が決勝へ
「高校野球岩手大会・準決勝、盛岡中央3-2花巻東」(23日、岩手県営野球場)
準決勝が行われ、今春センバツに出場した花巻東が盛岡中央に敗れ、準決勝敗退となった。怪物スラッガー佐々木麟太郎は2季連続甲子園出場はならなかった。
花巻東は0-2の四回、5番・小沢修内野手(3年)の右越えソロで1点差とすると、五回に四球と盗塁で1死二塁。2番・渡辺陸内野手(3年)の右前打で同点に。続く3番・佐々木麟太郎内野手(2年)が右前打で2死一、三塁と好機を拡大した。ただ、4番・田代旭捕手(3年)の打席で三塁走者がけん制死。チャンスをものにできず、その後も盛岡中央・先発で今秋ドラフト候補に挙がる斎藤響介投手(3年)相手に追加点を奪うことができなかった。
高校通算74本塁打を誇る佐々木は「3番・一塁」で先発出場し、4打数2安打。第1打席から右前打、中飛、右前打、右飛だった。
盛岡中央は三回に2点を先制すると、2-2の七回に1死二塁から3番の左越え適時二塁打で勝ち越し。最速152キロ右腕・斎藤が9安打2失点で完投し、勝利に導いた。