大阪電通大高が市岡下し5回戦へ 最速148キロの長身右腕・的場が5回1安打7奪三振好投
「高校野球大阪大会・4回戦、大阪電通大高2-0市岡」(24日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
大阪電通大高の最速148キロ長身右腕・的場吏玖投手(3年)が、5回1安打7三振無失点の好投。2番手・斎藤愛哉投手(3年)も4回1安打の好リリーフだった。二枚看板の快投リレーで、大阪電通大高は5回戦へと歩を進めた。
エース・的場は昨秋の腰の故障期間に「米1日12合」の食トレを行い、体重は8キロも増量。球速は120キロ後半から今年の夏は148キロへと上昇した。身長185センチ70キロの長身からキレのある直球とスライダーを武器にする。
視察に訪れた日本ハム武部スカウトは「真っすぐの伸びはすごい。三振の取れるスライダーはかなりいい」と評価。長い手足を生かして投げるフォームに「日本ハムの達(ドラフト1位)や福島蓮(育成1位)に似てるかな」と分析した。
五回に左足指先の皮がめくれて、大事を取って5イニングで降板。大阪予選皆勤の伝統校・市岡相手の好投に「立ち上がりは悪かったですが、コースへの制球はまとまってて、(自己採点は)78点くらいです」と振り返った。
☆斎藤愛哉投手(六回から2番手で登板し、4回無失点の好リリーフ)「緊急登板で緊張の方が大きかったんですけど、途中から安定したかなと思います」