日本ハムが連敗6でストップ!新庄監督不在もビッグボス野球体現で勝ち越し「ガッツポーズ目に浮かぶ」

 7回、一塁への適時内野安打で出塁する清宮幸太郎(撮影・中島達哉)
7回、勝ち越しのホームを踏み、木村(右)に迎えられる佐藤(撮影・中島達哉)
 9回、登板した日本ハム・堀(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム5-4ロッテ」(24日、札幌ドーム)

 日本ハムがコロナ感染で不在の新庄ビッグボスの掲げる野球を体現する隙を突く走塁で勝ち越し点を奪い、オールスター前最終戦で連敗を6で止めた。

 初回に4番今川の満塁本塁打で先制したが、ロッテにじわじわと追い上げられて、中盤に追いつかれた。しかし、4-4で迎えた七回、2死二塁の場面で、1番清宮の当たりは、ぼてぼてでファーストに、井上が捕球し、ベースカバーに入ったロメロにトスしたが、ロメロが一度ベースを踏み損ねて、踏み直す間に清宮が駆け抜けて、内野安打に。二走の佐藤が好判断でホームを陥れ、勝ち越し点をもぎとった。

 ロッテ側はリプレイ検証を求めたが、ロメロは一度目でベースを踏めておらず、判定は覆らなかった。GAORAで解説した日本ハムOBの森本稀哲氏が「ビッグボスのガッツポーズが目に浮かぶ」と話すビッグボス野球を体現する形での勝利となった。

 九回には3番手堀がけん制で一塁ランナーを刺す好判断。負ければ今季ワーストタイの7連敗、借金20のピンチを逃れた。

 借金18の最下位ながらいい形で前半戦を締めくくった。

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