執念勝ち越し打の日本ハム・清宮、球宴MVP宣言「なまらフルスイング。ホームラン打って獲ります!」
「日本ハム5-4ロッテ」(24日、札幌ドーム)
日本ハムが接戦を制し、オールスター前最終戦で連敗を6で止めた。4番今川の満塁弾で先制。その後、追いつかれたが、七回に清宮のぼてぼての内野安打の間に、コロナ感染で不在の新庄ビッグボスの掲げる野球を体現する隙を突く走塁で勝ち越し点を奪った。
満塁弾の今川とともに、お立ち台にあがった清宮は「最近なかなかヒットも出てない時が続いて、チームに迷惑をかけていた。オールスター前最後の試合で、なんとか木田監督代行に勝利を届けたかった。絶対に打つ気持ちしかなかった。苦しい状況ですけど、最後ああやって地味でしたけど、1点もぎとって、うちらしい点の取り方で勝てた。オールスター明けもどんどん勝ち続けていきたい」と、振り返った。
ここ2試合、1番で起用されたが、「でもみんな免疫ついてると思います。どこの打順でも免疫ついてる」と、サラリ。球宴明けから打順固定の方針を明かしているビッグボスには「何番でもいける準備はしてます」と、呼びかけた。
プラスワン投票で、初の球宴出場を決めた清宮。大舞台を前に地元のファンに「なまらフルスイングしてきます。オールスター、ホームラン打ってMVP獲ります!」と、力強く宣言した。