DeNA・三浦監督 借金3でターンに「後半戦みんなで一つにしてやっていきます」

 8回、投手交代を告げる三浦監督(撮影・山口登)
 4回、浜口は大山の中犠飛で山本の生還を許す(撮影・山口登)
 7回、戸柱は見逃し三振に倒れる(撮影・山口登)
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 「阪神1-0DeNA」(24日、甲子園球場)

 DeNAが今季6度目の完封負け。3連敗で借金「3」で前半戦を終え、DeNA・三浦大輔監督(48)が試合を振り返った。

 「結果としてしっかり受け止めて、オールスターブレークは短いですが、前半戦、春先と比べて戦い方はだいぶ変わってきた。内容も選手が頑張って接戦が多い試合が続いている。選手の成長の証。今度はこの接戦をモノにできるように、後半戦みんなで一つにしてやっていきます」

 この日は阪神・先発のガンケルを攻略できなかった。三、四、五回と得点圏に走者を置くも、無得点。三浦監督は「形は作りながらも、チャンスメークがね。クリーンナップの前でチャンスが回ってしまった。その前にランナーを置きたかったが」と悔やんだ。

 先発の浜口は奮闘した。三回を終え、30球とテンポの良い投球を見せたが、四回1死二、三塁で大山に先制の中犠飛を浴びた。これが結果的に決勝点になったが、6回1失点と試合を作った。三浦監督も「良く頑張ったと思います」と左腕をたたえた。

 この日ヤクルトが勝ったため、54試合を残して再び自力優勝の可能性が消滅。三浦監督は「それは前も消えたので、なくなったり、消えたり、また出てきたりする。うちは一つ一つ、借金を返せていないので。借金3で前半戦を終えた事実がありますから、そこを返していかないと」。後半戦こそ“横浜反撃”を見せていきたいところだ。

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