高松商・浅野翔吾 先頭打者弾!清原氏の高校通算64本まであと1本

 「高校野球香川大会・準決勝、高松商11-5丸亀」(24日、レクザムスタジアム)

 香川大会は準決勝が行われ、今秋ドラフト候補の高松商・浅野翔吾外野手(3年)が高校通算63本目となる本塁打を放ち、決勝進出に貢献した。

 一球で仕留めた。一回裏の攻撃、その初球。「真っすぐに張っていた」という浅野は、高めの直球に詰まりながらも左翼席へ。「決勝の前に結果が出て、いい形で仕上がったし、自信が付いた」と、すっきりした表情を見せた。3打数2安打1打点1盗塁2四死球と、5打席で4度出塁。1番としての役割を果たした。七回には右の下手投げ投手に対して左打席にも入った。

 この日は7球団のスカウトが視察。ソフトバンクの永井執行役員兼スカウト部長は「木製バットでも通用するスイングスピード。上位候補だと思う」と評価した。

 決勝の相手は昨年と同じ英明。春の県大会決勝では浅野は負傷欠場し、10点差で敗れた。「一つのミスにつけ込んでくる。絶対にミスはしない。最後の夏に悔しい思いはしたくない」と決意をにじませた。個人としても大会前に目標としていた、PL学園・清原和博の高校通算64本まであと1本に迫った。「自分が打つことでチームに勢いがつく」。昨年に続く甲子園出場へ、打って勝利をたぐり寄せる。

 ◆浅野翔吾(あさの・しょうご)2004年11月24日生まれ、17歳。香川県高松市出身。170センチ、86キロ。右投げ両打ちの外野手。屋島スポーツ少年団で野球を始め、屋島シーホークス、屋島中では捕手を務めた。U-15日本代表に選出され、主軸としてBFAアジア大会優勝に貢献。高松商では1年夏からレギュラー。昨夏の甲子園、智弁和歌山戦で本塁打を放った。

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