中日・立浪監督が前半戦を報告 オーナー「上位に食い込める可能性はまだまだある」
中日・立浪和義監督が25日、前半戦終了のオーナー報告を行った。
前半戦は大野雄、柳ら強力投手陣を中心に奮闘してきたが、38勝50敗1分けでリーグ最下位。立浪監督も若手を粘り強く起用しているものの、苦しい戦いが続いている。
中日・大島宇一郎オーナーは球団を通じて以下のコメントを発表した。
「立浪新監督就任から半年。さまざまな面でチームの変化を感じています。「ミラクルエイト」という言葉に象徴される終盤の粘り、若手の台頭には頼もしさを感じます。故障者や新型コロナ感染者が続出し、やり繰りが大変厳しい今シーズンにおいて、選手起用や試合運びのいろいろな可能性を探しながら一戦一戦を戦っているという印象を受けます。
一方で借金12、最下位でシーズンを折り返すという結果になっており、ファンの皆様が落胆する試合が多かったことは事実です。ただ、首位のヤクルトが抜きんでているとはいえ、2~6位の差では、上位に食い込める可能性はまだまだあります。前半戦で得た知見を生かし、修正すべきところは修正し、後半戦は大いに巻き返すことを願っています」